一応GWの連休が取れましたので、たまには土日以外の日に釣りに行こうということで、行ってきました。
真鯛ね。 とび島丸ね。
今期最多41枚という良き日に釣りをする事ができました。嬉しいね。
連休とはいえ、平日の木曜日。
さぞかしお客さんが少なく、いいコンディションで楽しめるだろうと、港に着くと、総勢14人?
いつもの土日よりも多いじゃん!!!
まぁ、のっこみ真鯛が楽しめりゃいいやと、準備を開始。
船長に言い渡された船座は、右舳トップ。今日の流れはどんなもんでしょうかね。
6:10過ぎ、早々と岸払い。
のんびりした操船で一路、田子島沖へ。
右隣は、常連のKさん。(2007年のナンバー2のサイズを釣り上げています) 操船がゆっくりなので、風に飛ばされる心配もないことから、私は仕掛けの準備に入りました。
2段テーパー上段をクッションゴムに装着し、何度も何度もハリスを伸ばします。
そして、今日試す重要なアイテムである、ガン玉。
いつも使ってるジャン。と、思う人がいると思いますが、いつも使っているのは4B。
今回の私は、4B×3で、12Bです。 更に、チモトから1ヒロの所に2Bを入れ、激重し掛けの準備が完了しました。
この仕掛けの狙いは、重たくすることで、常に竿で仕掛けのテンションを感じ取れるところにあります。
常にテンションを張った状態で、上から7ヒロをほぼ垂直に落とす。
そして、潮に乗せる先の3ヒロを同じくテンションを張りつつ潮に乗せるそして、最後の1ヒロだけ真横にたなびかせ、コマセを食いに上がってくる真鯛の口に放り込むイメージです。
つまり、一番最初に振り出したコマセに付け餌を同調させるやり方です。
ですので、最初のコマセの蒔き方が非常に重要になる訳です。
と、前置きは置いておいて、朝の一投目。
まずは、イサキを主体に狙い、それに連れられる真鯛を誘き寄せる作戦のようです。
とりあえず、激重仕掛けのバランスを確かめるべく、指示棚より15m沈めてからアタリを待ちます。
すると、隣のKさんにイサキのアタリ。
そこで私よりも先にイサキが食いつく理由を裏付けるべく、仕掛けをゆっくりゆっくり持ち上げ、テンションを緩めたところに、私にもヒット。(イサキ)
理由は簡単。
イサキは上に上に上がります。
私の仕掛けを通り越して餌を食いに行っているのが分かったので、付け餌を魚がいる位置に戻したということです。
と、イサキ3連発。
このとき、激重仕掛けの逆効果が出ます。
重たいものだから、潮の流れに乗ると、軽い仕掛けよりも加速度が付いてしまいます。
その結果、早く合わせていても、仕掛けを飲み込まれてしまう訳です。
この3匹で、仕掛け交換1回、針の結び直し1回。
仕掛けを交換している最中に、真鯛らしき反応あり。
途端に釣れなくなる船中に、船長が大笑い。「釣り方だって、魚の位置だってそんなにかわんないのに、何で真鯛を意識するとイサキまで釣れなくなるかねぇ。」って具合に。
で、仕掛け交換の終わった私も、投入。
確かに真鯛の反応が見える為、指示棚より3m上で溜めておいて、ゆっくり指示棚に戻した瞬間に、ヒット。
船中1枚目の真鯛。
やはり、この攻撃的な仕掛けは待って獲るものではなく、口の中に放り込む釣り方のようです。
この後も立て続けに2枚を掛け、小さいながらもクーラーが賑やかになったのでした。