出かけたのは、松輪の瀬戸丸。
4月に行った時は、悪い潮が影響し、ボーズを食らいました。
本日は、まずまずの潮回り。(ちょっと風が強く、波があったけど)
釣果かから先に書きますと、真鯛2枚、黒鯛2枚、メジナ(口太)1枚という内容でした。漸く東京湾でいい結果を残すことが出来ましたね。
さて、朝4:20頃、船宿に到着し、受付を済ませて、船座を選ぶ。
4隅は埋まっていたので、右の舳2番目を選択。(でも、舳の人来なかったんだよなぁ???)
港に移動して、氷、餌を購入し、出船準備を済ませ、出船。
ご存知無い方の為に書きます。
松輪は、港で氷を購入します。(1ブロック150円)
更に、餌、コマセが付いていないので、こちらも港で購入します。(船宿で買うと100円安い)
私は、付け餌用にオーロラを2箱、コマセを4kg(足りないと思ったのですが)購入。
私のように、コマセ釣りに慣れている人は、6kgがいいと思います。(5kgではギリギリか、ちょい少なめかな)
一応、大鯛を地合いに合わせて狙うつもりで、コマセを絞って使おうと思っていたので、4kgで試してみました。
で、5:30出船。 松輪から剣崎沖は10分から15分。この早さは、松輪のいいところだと思います。
で、投入開始。(結構風強く、波あり) 指示棚15〜16m。水深32mくらい。
先ず私は、先日の土肥で使った仕掛けに近いものを選択してみました。(船宿推奨は、8m〜10m)
2段テーパーで、上6号5.5m、下4号4.5m。曇りだったので、シェルビーズは薄いピンクを選択。
スイベルに4Bのガン玉2つ(8Bね)、下1mの位置に2Bを1つ。
指示棚より10m沈め、コマセを3回に分けて蒔いて、指示棚へ。(探見丸反応無し)
暫く待ってから誘い。(探見丸反応無し)
様子見で、送り込み。1m、2m、3m。(探見丸反応無し)
手返し。
という動作を数回続けたところ、船長の指示棚が、2m下がりました。(水深が少し深くなったので)
反応が出ないので、12m下からコマセを蒔いて、17mで待ち。
しかし釣れないし、餌も齧られない。
潮の流れもあまり速く無い為、この仕掛けでは重過ぎるんだと思い、先ずは、チモト側のガン玉を外す。そして、次の流しで、4Bを外す。
10mと15mでは、仕掛けのバランスが異なり、同じような錘を入れると、潮に乗ってくれません。
不自然な角度になってしまう為、できるだけ自然に近づけるよう、最小限のガン玉に変更した訳です。(どこにどの程度のガン球を打つかは、その時々により異なります。)
まぁ、得意な軽い仕掛けに戻したということですね。
手返し後、コマセを蒔いて、17mで待ち。
漸く反応し出す真鯛。船長も、「反応出てきたよ。」と、アナウンス。
その時には、誘いの動作に入っていました。これが探見丸を持っているメリットです。
竿を50cm程持ち上げ、仕掛けにテンションを加えてから、18mに送り込み。
そして、竿先に集中すると、ヒット。(800gかな) 6:00頃の早い時間だったので、気持ちがすーっと楽になりました。
(右側の小さいやつね)
少々移動した後、探見丸を駆使した5.62kgの攻略が始まります。
水深38mくらいだったでしょうか。 船長の指示棚は、22m〜23m。
コマセを蒔いた後、22mにセットして、魚の反応を待ちます。
しかし、一向に反応が出ません。
(反応無しで何も映らない感じ)
こういう時、どうするかです。
そんなに難しくないですよね。棚を上げればいいんです。
19mに上げてみたところ、こーんな感じで反応が現れました。
(探見丸のセンサーは、自分の位置に近い?)
試しに22mに戻してみると、反応が消えていきます。
これを2回繰り返したところで、手返し。(コマセ釣りですからね)
さぁ、攻略しますよ。(この時、船長が指示棚を25mに下げました)
浅くなって水深36m程です。 指示棚25m〜26m(でも私は23mを棚と考える)。ビシを34mまで沈め、コマセどか蒔き。2m上げどか蒔き、2m上げどか蒔き。一気に19mに上げ竿を振り上げてから、19mにセット。
今度は、コマセに付いてきました。(ここがチャンスです。さっきまでの反応は、コマセに付いてきた訳ではありません。)
送ります。1m、2m。潮が吸い込みますので、一旦送り込み停止。(まだ反応が付いています。)
竿をコントロールし、テンションを掛けなおしてから、ゆーっくり、ゆーっくり1m送ったところで、遂に真鯛が餌を吸い込みました。
竿先がスーーーーッと、沈み沈み沈んだところで合わせ。ん?軽い?
と、5.62kgとは思えないテンションの軽さが伝わってきました。が、ここで気を抜いてはダメ!
フッキングはしたが、魚の重さが伝わってこない。抵抗は感じる。
何だかわかります? これってハリスがふけてしまっている証拠なんです。
なので、慎重にテンションを張るまで、ゆっくり巻き上げ、重みが伝わってきたところで、再度竿を立てると、ゴンという衝撃と共に、一気に下に走り出しました。
弾丸のようなスピードはありませんが、重くトルクのある引き。
2、3mラインが滑ったかと思うと、5mくらい走ります。巻き返し、2m、3m、5m、7m。
ズルズルズル。ゴーーーン。
巻き返し。という具合でやり取り。
竿から伝わる魚は、4kg以上の大鯛。根ずれが心配になります。
ここでも探見丸が役に立ちます。
探見丸で水深を見ると、36m。ラインを見ると、20m。ハリスは、10mということは、垂直の位置にいたとしても、30mです。根ずれの心配はありません。
もうこっちのものという具合に、お祭りに気を付けながら、リーリングを継続。
残り10mでも引きが続いたので、最後のラインを手繰る時に突っ走る事を想定し、ビシを置く位置と、ラインを手繰る位置を作ってから、最後の動作に移ります。
幸い抵抗を受けることなく、玉網に収まりました。5.62kgのメスです。(長さはないけど、体高めちゃあり)