2008年シーズン初の、ヤリイカ釣りに行って来ました。
船宿は、いつもの通り、とび島丸。
釣り場は、この時期、ヤリイカのメッカの、石花海です。
この石花海、春の終わりには大鯛、梅雨の激うまイサキ、冬のヤリイカ、鬼カサゴと、色んな魚種が狙える海です。
朝7:00、釣り開始となりました。
仕掛けは、ピンク主体の7本角。上から、ピンク-浮きスッテ-蛍紫-ピンク-水色-ピンク-蛍紫。
これが私のヤリイカ仕掛けピンクバージョンです。
緊張の第1投目、水深180m。 175mで少しだけブレーキを掛けつつ、一気に海底まで。
着底後クラッチを繋ぎ、糸ふけを取らず、竿を上げて棚取りしてから、一気に糸を弛ませます。
5秒待って糸ふけを取り、竿を持ち上げると、"ズン"! 乗ってる!
ゆーっくり、ゆーっくり、2m巻き上げ、墨から遠ざけて更にステイ。ヤリイカが仕掛けをひっぱり、ビヨーンビヨーン竿が上下します。我慢、我慢。
数秒後、静かになった所で、竿をグゥーッと持ち上げると、さっきよりも、"ズッシリ"とした重み。追い乗り成功です。
ここで、電動スイッチを入れ、巻き上げを開始。(スピードは17)
何処に何杯乗っているかなぁ。ん? 50mで1杯バレた?
(この乗った位置で、アタリの感覚を掴む事が重要です。上のアタリか、下のアタリか。1杯のアタリか、多点掛けのアタリか。)
0-4番目のピンクで身切れ、1杯目-5番の水色、2杯目-6番のピンク、3杯目-7番目の蛍紫。
1投目は、3杯でした。
2流し目、3流し目は、何も乗らず。
少しポイントを変え、4流し目の190m。
船長が、「いい反応だ。」と、言っているので、期待感が増します。
最初に乗ったのが、下の乗せ角だったので、今度はブレーキを掛けずに、一気に着底。
先ほどと同じように弛ませようとしたところ、竿先がビヨンビヨン。既に乗っていました。これは良さそう。
ビヨンビヨンが止まるまで我慢し、止まった瞬間、グゥーッと持ち上げると、竿が持ち上がらない・・・乗り乗り???
ゆーっくり手巻きで、1m、2m。かなり乗ってます。電動オン。スピード19。(たくさん乗っているので、スピードを早くしてもばれません。)
竿の撓りも大きく、時折、ギュンギュン引きこみます。
80mくらいで、引きが強くなってきたので、スピードを緩め、ドラグを緩め、身切れに対応します。
さて、何杯? 1杯目-1番ピンク、2杯目-2番浮きスッテ、3杯目-3番蛍紫、4番目ピンクで身切れ、4杯目-5番水色、5杯目-6番ピンク、6杯目-7番蛍紫。
6点掛けでした。(身切れしなければ、パーフェクト)
でも、乗り乗りは、この1回のみ。
この後は、基本的に、下の乗せ角中心に、3杯、2杯主体の釣りとなりました。
乗らない時、仕掛けを20mくらい一気に巻き上げ、落とす位置を2mくらいずらして、底が綺麗なところに再度落とすと、乗り乗り。という感じでした。
同じところで角を動かしても寄ってきません。土煙や、墨を避けて、綺麗なところに仕掛けを落とすイメージが重要です。