2008/11/29 ヤリイカ 釣行記
とび島丸 石花海 戻る 進む
 2008年シーズン初の、ヤリイカ釣りに行って来ました。

  船宿は、いつもの通り、とび島丸。 釣り場は、この時期、ヤリイカのメッカの、石花海です。 この石花海、春の終わりには大鯛、梅雨の激うまイサキ、冬のヤリイカ、鬼カサゴと、色んな魚種が狙える海です。 朝7:00、釣り開始となりました。

 仕掛けは、ピンク主体の7本角。上から、ピンク-浮きスッテ-蛍紫-ピンク-水色-ピンク-蛍紫。 これが私のヤリイカ仕掛けピンクバージョンです。 緊張の第1投目、水深180m。 175mで少しだけブレーキを掛けつつ、一気に海底まで。 着底後クラッチを繋ぎ、糸ふけを取らず、竿を上げて棚取りしてから、一気に糸を弛ませます。 5秒待って糸ふけを取り、竿を持ち上げると、"ズン"! 乗ってる! ゆーっくり、ゆーっくり、2m巻き上げ、墨から遠ざけて更にステイ。ヤリイカが仕掛けをひっぱり、ビヨーンビヨーン竿が上下します。我慢、我慢。 数秒後、静かになった所で、竿をグゥーッと持ち上げると、さっきよりも、"ズッシリ"とした重み。追い乗り成功です。 ここで、電動スイッチを入れ、巻き上げを開始。(スピードは17) 何処に何杯乗っているかなぁ。ん? 50mで1杯バレた? (この乗った位置で、アタリの感覚を掴む事が重要です。上のアタリか、下のアタリか。1杯のアタリか、多点掛けのアタリか。) 0-4番目のピンクで身切れ、1杯目-5番の水色、2杯目-6番のピンク、3杯目-7番目の蛍紫。 1投目は、3杯でした。

 2流し目、3流し目は、何も乗らず。 少しポイントを変え、4流し目の190m。 船長が、「いい反応だ。」と、言っているので、期待感が増します。 最初に乗ったのが、下の乗せ角だったので、今度はブレーキを掛けずに、一気に着底。 先ほどと同じように弛ませようとしたところ、竿先がビヨンビヨン。既に乗っていました。これは良さそう。 ビヨンビヨンが止まるまで我慢し、止まった瞬間、グゥーッと持ち上げると、竿が持ち上がらない・・・乗り乗り??? ゆーっくり手巻きで、1m、2m。かなり乗ってます。電動オン。スピード19。(たくさん乗っているので、スピードを早くしてもばれません。) 竿の撓りも大きく、時折、ギュンギュン引きこみます。 80mくらいで、引きが強くなってきたので、スピードを緩め、ドラグを緩め、身切れに対応します。 さて、何杯? 1杯目-1番ピンク、2杯目-2番浮きスッテ、3杯目-3番蛍紫、4番目ピンクで身切れ、4杯目-5番水色、5杯目-6番ピンク、6杯目-7番蛍紫。 6点掛けでした。(身切れしなければ、パーフェクト)

 でも、乗り乗りは、この1回のみ。 この後は、基本的に、下の乗せ角中心に、3杯、2杯主体の釣りとなりました。 乗らない時、仕掛けを20mくらい一気に巻き上げ、落とす位置を2mくらいずらして、底が綺麗なところに再度落とすと、乗り乗り。という感じでした。 同じところで角を動かしても寄ってきません。土煙や、墨を避けて、綺麗なところに仕掛けを落とすイメージが重要です。

 途中、仕掛けのよれが強くなったので、交換すること2回。 最後の仕掛けのカラー。   

上から、水色-浮きスッテ-蛍紫-ブルー-ピンク-水色-蛍紫。 これは、最初の仕掛けのブルーバージョンです。 天気が良く、空の色が強くなったので、ピンクからブルーに替えてみたのが良かったみたいです。 終始、多点掛けで乗り続けてくれたお陰で、ヤリイカ46杯、スルメイカ2杯という釣果で、竿頭を取れました。 いい日に当たったみたいで、ヤリイカ釣りを楽しむことができました。     ちなみに、曇り空用のブルーバージョンの配色はこんな感じです。 上から、ブルー-浮きスッテ-蛍紫-ブルー-ピンク-ブルー-蛍紫。