憂太 作品第二章ページ4
堰かされる夜に煽られ、親愛なる方へ・・・
HOTEL
TELの繋がらないHOTELにて
十字架のイエスがハイスピードで24時間を廻ってる
血が流れてる
善と悪 社会と世界 ロゴスとパトス
数と音 生命と生活 タロットとチャクラ
生と死 自由と運命 錬金術と占星術
空想と現実 エッフェル塔と東京タワー
太陽 海辺 ゲルニカ
ムンク フリードリヒ ピカソ
ナイフを握り締める 君
ピストルを構える 僕
TELの繋がらないHOTELにて
十字架のイエスがハイスピードで24時間を廻ってる
血が流れてる
TOP
party
アイスクリーム プラネタリウム
シャンパンの栓を開ける
ダンスする ジャンプする
このフロワァには 光が満ちてる
このフロワァには 蜜が溢れてる
スクリュードライバー タクシードライバー
カクテルと腰をシェイクする
ファンクする フェイクする
絶え間なく変化する このフロワァ
絶え間なく繰り返す LOVE&YES
partyは続く 海と空の向こうへ
partyは続く 陸と空の向こうへ
音楽が鳴りつづける 終わらないparty
TOP
虹
君は見慣れない服を着てる
僕は着慣れない服を着てる
君は猫に話し掛けてる
僕はブルドックと唸ってる
虹の掛かる時に 僕等は踊る
虹の掛かる時に 僕等は渡る
虹に掛かる時に 僕等は歌う
虹の掛かる時に 僕等は超える
soul
bird
黄金の月の下 丘の上
soul
birdがゆっくりと 飛んでいる
片足のホーボー 樹の下で休んでる
生命は輝く まどろみの中で
パニックの後の 安らぎのように
マンホールのkids
夜空を見上げてる
夢を見る 時空旅行
夢を見た 時空旅行
黄金の月の下 丘の上
soul
birdがゆっくりと 飛んでいる
砂時計
何だか悲しくなりまして
何だか寂しくなりまして
空っぽな気分で
砂時計を買いに行く途中
(君は円を描こうとする)
(僕は線を描こうとする)
目の前に広がる 幾何学模様 キカガクモヨウ
幾何学模様の中に見つけた 蓮の花
蓮の中に見つけた 宝石
砂時計を買いに行く途中
お店が見つからず
途方に暮れたりしています
夕陽に暮れたりしています
air
condition
ここは 空の上なんかじゃなく
飛べない
ここは 水の中なんかじゃなく
泳げない
ジャンピング・ジャックは人形の
それ以上でも以下でもない
テディ・ベアは縫いぐるみの
それ以上でも以下でもない
air
condition 僕の熱は
air
condition 君の湿度で
air
condition 君の湿度と
air
condition 僕の熱は
それで ここを 確かめる
それで 僕らを 確かめる
ここを 僕らは 確かめる
air
condition 僕らは ここにいる