DIARY


2005 6/3〜6/30



 6月。世界が少し変わって、僕の立ち居地も少し変わった月。

6月30日(木) 段々過ぎていく。


 今月の読了本は11冊でした。


6月29日(水) ヒッチハイクしている僕を迎えに行こう。


 ミスチルのCD発売。4A面という豪華版。
 個人的にはやはり『未来』のAnyに通じる曲調が好き。あ、でも『and I love you』もしっとりバラードで良いし、『ランニングハイ』の勢いも捨てがたいなあ。『ヨーイドン』の哀愁に似た優しさも胸に残る。そういえばこの曲って、名も無き詩のイントロに似ている気がする。
 つまり自分はミスチルファン継続中ってことですね。


6月28日(火) 綾辻行人 『暗闇の囁き』 (講談社文庫)読了。評価:3。
コンパクトに良い感じ。でも幻想性は暗黒館がやっぱり一番かな。


 うちの同期は大学のサークルみたいな仲の良さみたい。


6月27日(月) 大倉崇裕 『白戸修の事件簿』 (双葉文庫)読了。評価:3。


 研修ボケ。


6月26日(日)
 一日中メールをしていて終わった気が。

6月25日(土) 殊能将之 『鏡の中は日曜日』 (講談社文庫)読了。評価:4。
一読してちょっとパニクッたけど、書評サイトを見てすんなり納得。二度読みしないとその真価は分からない作品。ちゃんと読み直さないと。


 久々の12時間睡眠。社会人になって、土曜の昼まで惰眠を貪る。ああ、幸せ。
 ……という駄目人間ぶりを再自覚した一日でした。
 先週までで山奥の研修が一段落。やっと東京生活に戻れるわけですが。あれだけ長い期間山奥にいると、なんだかそっちが本家のような気がして名残惜しいものです。
 そういえばそろそろ夏休みの季節。僕は夏休みをちゃんと取れるのだろうか。


6月24日(金) 世界が、ほんの少しだけその姿を変える。
6月23日(木) 急激な変化に補正が働く。
6月22日(水) 等価交換の原則が適用される。
6月21日(火) 初期条件の僅かな変化が、周囲に変化をもたらす。
6月20日(月) 研修ラストの週が始まる。
6月19日(日) 法月綸太郎 『法月綸太郎の功績』 (講談社文庫)読了。評価:4。
やっぱり誰よりも短編がうまいのはこの人だと思う。


 うちの母親が貫井徳郎の「症候群シリーズ」3冊を買ってきた。
 うちの親も僕同様本が好きで(嵌めたのは僕だ)、どうやら3冊セットでサインが入っていたので興味を惹かれたらしい。
 ビニールで帯が巻いてあって、とても保存用に見えたのだけど、うちの家族は僕を含め本を売るという思考が欠落しているために、さっさと開封。てか、本を読まないで保存するようになったら、何か良き本読みとしての一線を超えてしまった気がします。本は大切に、しかしあくまで読むために。それが作者への礼儀だし。


6月18日(土) モリゾーとキッコロに会った。


 横浜の街中で。
 友人達が横浜に遊びに行きたいというので、そうか、それじゃあ横浜に詳しいお兄さんが一肌脱いであげなくちゃいけないな、というわけで、中華街に行きました。中華街ではもう迷うに迷って(おい)
 で、そんなこんなで中華料理を満喫したあと(一人735円也)、友人達と中華街付近をぶらついていたのですが。
 その帰り道。
 なぜか向こうから怪しげな2体の緑色の物体がヒョコヒョコ迫ってくるではありませんか。

 あ、モリゾーとキッコロだ。

 ちょうど人通りが途絶えた場所で、僕らと彼らの間には誰も人がいない。
 モリゾーと握手をし、キッコロとハイタッチをしてしまった僕は幼いですかそうですか。
 どうも横浜の旅行会社にモリゾーとキッコロが遊びに来る、というイベントの帰り道だったみたいです。


 ところでモリゾーとキッコロを漢字で書くと「
森憎」と「木殺」になるって本当ですか。


6月13日(月)
〜6月17日(金)
キャメロン・マケイブ 『編集室の床に落ちた顔』 (国書刊行会)読了。評価:3。
最初は冗長で意味不明。だけど物語の核心が明らかにされてくる中盤以降何度も膝を打ち、スリリングな展開に手に汗握った。話題騒然?のラストよりも、中盤やラスと少し前の評論的部分が面白かった。


 研修。来週で一応山奥の研修は最後、たぶん。


 本屋で殊能将之『鏡の中の日曜日/樒・榁』と法月綸太郎『法月綸太郎の功績』を購入。ああ、研修中は本屋にいけないから、たくさん新刊が出ていて幸せだ。。。『風精の棲む場所』とか『ゲームの名は誘拐』とか『マスグレイブ島の館』とか……お金がない、、、


6月12日(日) 東川篤哉 『館島』 (東京創元社ミステリ・フロンティア)読了。評価:4。
エンターテインメント映画みたいな読後感。トリック自体は館モノに慣れていれば簡単に気付いちゃう部類かもしれない。でももっと別のところが面白くて、帯に書いてある「なぜ館には名前がないのか」という謎をもっと主眼に持ってくればよかったんじゃないかなと思ってみたり。綾辻さんがうまいのは、今どこに謎の主眼があって、どんなことが一番問題なのか、という点をそれとなく読者に説明していくところにあるんじゃないかなと思う。


6月11日(土) 桜坂洋 『スラムオンライン』 (ハヤカワ文庫JA)読了。評価:2。
タイトルだけに惹かれて読んでみた。ゲームやらない僕には格闘シーンの説明が意味不明。


6月10日(金)
 疲れたのでフリーズ。

6月9日(木) 折原一 『螺旋館の奇想』 (文春文庫)読了。評価:2。
ラスト少し前のツイストが好き。でも全体としてはやや簡単過ぎる感。


 ふと思ったんだけど、こういう日記って絶対読んでも面白くないよね。雑誌製作の経験から、他人が読んで面白いものを書けなければいけないって意識は強いんだけど、それが中々出来ない現実。うーん、どうしませう。エッセイに力を入れよう入れようとは思っているのですが。。。そしてこんな愚痴はそれこそ読んでも面白くないんだあ(爆)


6月8日(水) 松尾由美 『ブラック・エンジェル』 (創元推理文庫)読了。評価:2。
なんというか、良くも悪くも普通。


 見てる人がもし万が一いらっしゃれば分かると思うのですが、このHPは現在10日分くらいまとめて更新しています。
 ……もう覚えてないよ。るるる。。。


6月7日(火) 森博嗣 『女王の百年密室』 (新潮文庫)読了。評価:3。
 いつも思うけど森さんの本の主人公ってみんな同じ(笑)
 森さんの提示する未来像がとても新鮮で膝を打った。 言われてみればそうだよな、と一々納得させられる22世紀の世界。


 そういえば5月の読書量は16冊でした。目標まで5冊届かず。ということで、今月も21冊を目標に時間作り頑張りましょう。


6月6日(月) 神保町三省堂。


 を侮ってましたすいません。
 昔(1年前くらい)から探していた本が2冊ほどあったのですが、普通においてありました。何処の本屋に行ってもないから、半ば諦めていた2冊。いや、そんなに幻の本とかいうわけじゃないと思うん。たぶん本屋で予約すれば普通に手に入るものなんでしょうが、そこはそれ、自分の足で見つけるのが醍醐味というわけで。
 でも実はこの本、1冊2500円の代物。社会人になったとはいえ、2冊一度には買えません。ので、片方を選択。のんびり楽しんで読もうと思います。『編集室の床に落ちた顔』。


6月5日(日) それじゃいけないと危機感覚える日曜日。


 そして昨日の過ごし方が何か凄く不毛な気がして眼が覚める。
 少し考えて、少し決意してみる。


6月4日(土) 思わず寝入ってしまう土曜日。


 土曜日が休みでよかったよと本当に思う朝。
 布団の中でごろごろ回転を続け、そうして午前は終わっていく。。。
 午後は街でうろうろ。土曜日の過ごし方が毎週毎週同じになっていくような気が。
 夜はDVDで「ロボコン」を観る。……普通のロボットコンテストの方が感動するような気が。


6月3日(金) 浦賀和宏 『浦賀和宏殺人事件』 (講談社ノベルス)読了。評価:3。
これはうまい。端々に飛び交うミステリへの揶揄も結構面白い。それにしても『笑わない漫才師』って。


 昼。
 同期とタイ料理の店に行く。
 タイラーメンを注文。魚の濃厚なスープがとても美味。……思わず昔を思い出してしまった私はアジア人ですかそうですか。

 夜。
 同期とメキシコ料理の店に行く。
 エスチラード(?)だったような名前の料理がとっても美味。……本場メキシコで食べた料理よりも美味しかったのは、きっと日本人に味がカスタマイズされているからなのかな。値段は1000円しないし、店の雰囲気もメキシカンでよか。


 ……こうして振り返るととてもエスニックな一日だったことに気付く。



               

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