DIARY

2005 1/1〜1/31



1月。卒論と雑誌に追われ、気が付けば終わっていたような無かったような。


1月31日(月) 久々に、風邪。


 ■夜八時には寝てしまいました。
 あれですね、自分では風邪と認識していなくても、身体が風邪だと主張することってあるんですね。朝八時まで寝ていたのですが、まだ眠いいいい。

 ■当方製作のOREですが、発売二日で8冊もご購入いただき、有難う御座いますありがとうございます。一部では押し売りとの声もありますが、聞く耳持ちません(えっへん)

 ■一月は結果的に5冊しか本を読みませんでした。卒論のための本ばかり。そして今も雑事のための本ばかり。


1月30日(日) お待たせしました。


      


 待ってないとか言わないでください。
 物を作るっていう仕事は、やっぱり達成感があります。でも、一番強いのはそれが皆で作り上げたものだからだという感慨である、と思っています。決してゼロからではない、借り物のアイディアや稚拙かもしれない文章、けれどたくさんの時間と労力をかけ、一つの形として出来上がる――それを共有できる時間というのはとても大切なものかもしれません。たぶんこれだけの時間とエネルギーをかけることが出来ることはそうないかもしれないですが、僅かでもこうした時間を作り続けて生きたいなーと、思ってみたりする昨今。
 ――などと、ちょっと格好付けた文章になってしまいましたが、あれですよあれ。やっぱり楽しいってことです。

 ということで。

 2005年1月29日、『ORE vol.5』 刊行です。(宣伝が一日ずれていることに意味はありません)

 欲しい方、僕までご一報を。というか僕の財政のために買って。


1月29日(土) デンデケデケデケ。


 久しぶりにギターを愛でる。
 と言っても無論ギターを撫でたり叩いたりしたんではなく、家でジャカジャカ奏でていました。久しぶりなので左手の指が痛くなったけど、至福の時ですね。
 バンプを中心に弾いたのですが、一番格好良かった(初心者の僕が弾いた場合)のは「stage of the ground」でした。「アルエ」はリズムがちょっと取りにくい。個人的には「メロディーフラッグ」が格好いいと思ってるんですが、楽譜がないのでなんとも。あと昨日のカラオケに触発されて弾いてみた「さくら」が結構良いです。まあ、もっとうまくなればどんな曲も格好良く弾けるんだろうなあ。
 弾き語りのレパートリーがまだ「千と千尋の神隠し」の主題歌しかないのがちょっと寂しいです。ジブリの教本があるので、ギターの先輩から教わった「カントリーロード」と「君を乗せて」あたりから練習中でーす。というか誰かギター教えてください。


1月28日(金) ブリッジでとったスライドは 君が生きてるって証拠さ。


 テスト終了を祝して皆で遊ぶ。
 取り敢えず集合を兼ねてダウトで肩慣らしをし、
 溜まったストレスを10ポンドの球に篭めて投球、
 心地よい疲労をアルコールで分かち合い、
 マイク握って完全燃焼。

 今日何枚か写真を撮ったのですが、皆えー笑顔です。白鳥バレリーナのように足を交差させてボールを投げる写真や、マイク右手に胸に左手の熱唱する人の写真や、その他もろもろ。この静止画が、いつか話の種となって、皆で集まり杯を交わす日があるといいですね。


1月27日(木) 変わるものと変わらないもの。


 テスト終了=大学生活終了=学生生活終了。
 とか何とか言いながら明日以降も普通に部室に行く予定ですが、しかし一応学生生活は今日で終了ということになります。これから社会人になれば今とはまったく違う生活環境が待っていて、当たり前の世界が一変することになるんでしょう。でも変わるものがあれば、変わらないものがあると思ってます。否応なく変わっていくものと、努力で変えないもの。きっと努力しなくても変わらないものもあると、信じてみたりします。


1月26日(水) スーベニア。




 ってもしかして凄く良いんじゃないかと思う今日この頃。
 スピッツって、僕は昔は割と「単色」のイメージがあったんですが、このスーベニアは「淡色」な気がしました。昔の曲って赤とか青とか白とか色の名前が言えたんだけど、最近は淡い不思議な色。名前が分からない。ミスチルで言うと昔が「虹の彼方へ」でスーベニアが「名も無き詩」みたいな。うーん、分かりにくいかな。
 ともかく、昔のスピッツも良いしこのアルバムも良いですね。

1月25日(火) 砂漠の中心で風を叫ぶ。


 という言葉にすると恥ずかしいことこの上ない夢があったりします。
 砂漠というのは昔からどうしても行って見たい三大場所の一つでありまして。ちなみに残りの二つはテーブルマウンテンと喜望峰です。あ、でもエジプトとかメキシコとかペルーとかトルコとかポルトガルとか……
 閑話休題。
 砂漠というのは、ほとんどの日本人にとって一生縁のない場所だと思います。そう先輩に言ったら「大島には砂漠がある」と反論されまして、そうか大島は砂の孤島かと大島住民の方の反感を買いそうな感想を持ったりしたのですが、僕的には砂漠というとやはり「ゴビ砂漠」と「タクラマカン砂漠」なのです。大地に寂寞とした砂の世界が広がっていて、そこで風の音を聞くのです。イングリッシュペイシェントの世界です。あれはサハラ砂漠ですかそうですか。サハラもいいなあ。
 で、今検索したらモンゴルの砂漠11日間の旅890000円。
 どうしよう。


1月24日(月) テストの季節に積読を想うということ。


 いよいよ積読状態の本が増えてきました。今目に入るだけでも15冊。積読を誇るには明らかに少ない量なのですが、取り敢えず活字中毒気味の僕としては積読本がそこにあるという事実が身を苛んで仕方ないのです。
 そこには昨年このミス一位、裏このミス一位、福田和也採点90点ミステリ一冊、他人から借りっ放しの本二冊、メフィスト賞作品一冊……嗚呼、やばいやばい。でもテストがあるから我慢。でもちょっと休憩がてら。でも……

 ……そうして日は暮れていきます。


1月23日(日) 石崎幸二 『袋綴じ事件』 (講談社ノベルス)読了。評価:3。
持ち味のユーモアが今回は薄め。なのであまりに普通なミステリ。何か物足りない。


 昨日は市一番の規模の図書館に行ってきました。
 べらぼうにでかくて、必要な本があると取り敢えず向かう図書館です。
 そこで必要な資料を5冊入手(卒論より多くなりそうな参考文献)、あと一冊持ち出し禁止の本をコピーしようと思ったら、休日なので長蛇の列。10人くらい並んでいて、どうしようか悩んだ挙句、手で写しました。服飾の歴史の本で、絵をコピーしたかったのです。で、自分で描いた絵を家で見返して思うこと。

 僕って絵心ないや。


1月22日(土) 飛鳥部勝則 『冬のスフィンクス』 (光文社文庫)読了。評価:2。
秋月涼介 『迷宮学事件』 (講談社ノベルス)読了。評価:3。


 
『冬のスフィンクス』は夢の中で自分の好きな絵画の世界に入り込める特異能力を持つ主人公の話。という粗筋だけだととても面白そうだったのですが、意外と普通なミステリでした。西澤さん辺りならもっと面白いものに仕上げてくれたんだろうなあ。『迷宮学事件』は迷宮の密室で赤子に退行(!)したという男の謎についての話。参考文献である講談社現代新書の『迷宮学入門』を読んでみたくなりました。ミステリ的には、割と想像の範囲内。もっと退行現象を膨らませても良かったと思います。


 久しぶりに本を読みました。
 明日からはテスト勉強しなきゃいけないですし。……いや、明日くらいまでは遊んでもいいかなあ(おい) 4年生なのになぜかテストが6つもあります。全部取る必要はまったく無いのですが、何となく絞り込むことが出来ません。まあ覚悟して全部受けることにします。
 

1月21日(金) オーシャンズ12。




 ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン等アメリカの大スターがこれでもかと出演することで話題の映画です。そういえば先日テレビで
前作「オーシャンズ11」がやってましたが、今度の映画に併せての企画でしょう。
 大スターが今後も出演してくれるかどうかはさておき、シリーズ化を狙うならそれなりにシナリオを作りこむ必要があります。当初1作予定の作品がヒットにかこつけて続編を出すと大抵こけますが、これは前作の時点で続編を意識していないが故の当然の帰結でしょう。2作、3作と続けていくのなら、後々に向けて謎を残しておくとか、突拍子も無い設定改変を行うとか、何かしらの努力が必要なのは言うまでもありません。
 例えば往年の大ヒット作「
スター・ウォーズ」シリーズは、処女作を「エピソード4」から始め、4、5(帝国の逆襲)、6(ジェダイの復讐)とすることで、最初のエピソード1〜3の話が謎として機能しているのです。なぜアナキン・スカイウォーカーはダースベーダになったのか、という壮大な謎は、現在製作中の「エピソード3」でついに明らかになる模様。

 そこまで考えて、僕はとんでもない大掛かりな仕掛けに気付いてしまいました。

 オーシャンズ11では登場人物が11人です。オーシャンズ12では12人です。だからタイトルがそのように付けられている。僕らは当然のようにそう誤認させられていました。しかし。そもそも、ジョージ・クルーニーやブラッド・ピットといったお金の掛かる俳優を集める。どうせ大ヒットするに決まっているこれだけの布陣を敷いて置いて、シリーズ化を考えない方がおかしいのです。

 なぜオーシャンズ11はオーシャンズ11なのか。

 考えてみてください。11人も登場人物がいて、普通収拾が付きますか? 混乱するのが常です。にもかかわらず、製作側は敢えて11人揃えることで、観客に誤った認識を植えつけようとした。これぞミステリ的手腕。完璧なミスリード。僕は「オーシャンズ11」製作プロデューサーに「本格ミステリ大賞」の特別賞くらい上げたい気分です。

 なぜオーシャンズ11はオーシャンズ11なのか。

 それはオーシャンズ11が、

 「オーシャンズ11」というタイトルでは無く、

 「オーシャンズ」シリーズの11作目だからである。


 そこには、前10作に渡る濃密で深遠な謎が、さり気なく用意されていたのでした。
 一体何作まで作るつもりなのか。前10作を振り返る前に、敢えて12作目に突入していくその姿勢。全6作のスター・ウォーズを平然と超えていこうとするその姿勢、僕は製作側と監督に拍手を送りたいと思います。


        (※僕はオーシャンズ11もオーシャンズ12も観ていません)


1月20日(木) 学生最後の授業。


 に遅刻しました。。。
 それはともかく (良いのか)、テストを残して全授業が終了。
 ……卒業できればの話ですが。
 時には苦痛だった授業も、大学に限らずもう二度と授業自体を受けないと思うと、結構良いもんだったなあと思う今日子の頃。やっぱ学生っていい身分だったなあ。

 それにしても授業もないのに明日また大学に行くことになる僕って一体。


1月19日(水) 生まれて初めて乗り過ごす。


 寝ていたのではありません。読書してたら通過してました。しかもまだ駅じゃないかなと、ふと表示板を見たときに気付いたので、あのまま読書していたら終点まで行ってたかも。
 今日は最後のゼミでした。卒論提出したのに発表があって(卒論とは関係ないテーマ)、全員超速で終わらして、ゼミ飲みに突入。普段静かな人が語りだしたり、全員日本酒一気させられたり(僕もちゃんとしましたよ)、結構ハードで楽しい飲み会でした。でも今日会った友人たちの半数近くは、もう会う機会が滅多にないんだろうなあ。やや感傷的気分です。
 そういえばニュースです。来たる建国記念日、あの広島の大親分が東京に遠征に来るそうです。僕は所用で東京にいないのですが、当然の如く飲み会をやるみたいなので、皆さん奮って参加しましょう。詳細は後日メールで。


1月18日(火) 空を見上げて古い歌を口ずさむ。


 ふと考えました。
 テスト期間というのは、基本的に個人行動です。友人は大学にいるのかいないのか分からないし、テスト日が重なっていることも珍しい。4年生としては、そもそもテストが無い方々も居そうです。
 そうなると、友人達と会える可能性というのは、通常授業日だけなんですよね。
 で、明日が最後の授業です。
 明後日は補講日で、僕はありますが普通の人は授業ないでしょう。
 となると、
 期間的に長くて主観的に短い大学生活で、
 友達と大学で会える機会というのは、
 実は明日が最後かもしれません。


 ……明日誰かと会えたら、それを大切にしたいと思います。


1月17日(月) 部室を占拠。


 して雑誌の編集作業をこっそりやっておりました。誰にも見付からなかったからいいですよね。
 最近屋内作業を延々とこなしているせいか、身体を動かして遊びたいという思いが結構あります。そういえばshさんがボーリングをやりたいとブログで記していたけど、ボーリングもいいですよね。以前のボーリング付録特典の影響でスコア300アップ間違いなし(つまり有り得ないという意味です――作者注)ですから、久しぶりにボーリングでもいいなあ。あと卓球とサッカーとテニスもやりたいですね。でも外は寒いし、やっぱり屋内競技かなあ。あれ、僕は外へ出たいんじゃなかったっけか。


1月16日(日) 外は雨。


 結局今日は一日中家の中に居ました。
 ひたすらパソコンの前で文章打ってプリントアウトの繰り返し。
 卒論より頑張っている気がするのは気のせいですよね違いますか。
 そういえば今テレビで「ジャッカル」という映画がやってます。

 ……僕のハンドルネームとは一切関わりございません。

 正直駄作。ジャッカル自体がもっと謎めいてきれる人物だった方がいいし。そしてその役にブルース・ウィールスはちょっと不適当じゃないかなあ。ブルース・ウィールスは結構好きな俳優なんだけど、これには。
 ちなみに僕が一番好きな俳優はジョニー・ディップです。携帯のストラップも「スリーピー・ホロウ」ですし。今度ピーターパンの原作者をモデル? にした「ネバーランド」という映画が来るので、ちょっと見てみたい。そういえば去年映画を映画館で一つも観てないや……。かつて趣味欄に映画鑑賞と書いたのがまるっきりの嘘に。


1月15日(土) 本江邦夫 『現代美術入門 ●▲■の美しさって何?』 (平凡社)読了。評価:3。
やっと卒論以外の本を読めました。でも明日から数日間は卒論より忙しい。


 今日は大々的に行う最後の雑誌編集会議でした。
 作業も大詰め、あと一回編集者で話し合いをしたあと、いよいよ印刷会社に入稿。
 前号の2倍近い分量、大作です。
 「ORE vol.5」。
 発行は2月1日予定。
 皆さん買ってください。
 むしろ僕の財政のために買ってください。


1月14日(金) 卒論提出。


 うちのゼミは末日が期日なんですが、一足先に卒論を提出してきました。最終的にA4で40枚くらいでした。数式や図があるので字数は正確な分かりませんが。
 その後飲み。ちょっと疲労でほとんど後半会話に参加してなかったですがすいません。
 まああれです。一ついえるのは、難しいですよねってことです。取り急ぎこの辺で。


1月13日(木) 過去派。


 恐竜を餌にしていた肉食の大型ほ乳類が見付かったらしいですね。「恐竜が生きていた時代、哺乳類はネズミのように小さく、隠れるように生きていたとする定説を覆す成果として」見込まれているようです。(讀賣新聞朝刊より)
 そういえば地球大進化というNHKの番組で世界最大の鳥類(=恐竜の進化形)を絶滅させたのも哺乳類だったらしいみたいなことを言ってました。哺乳類って意外とすごい。
 今、中国化石が熱い(同じネタかよ)

 進歩の見られない日記でした。いや卒論ですから。

1月12日(水) 未来派。


 20世紀初頭にちょっとだけ活躍した派。1910代にイタリアを中心に起きた芸術革新運動。
 主役はマリネッティという人。過去なんて興味ない、未来はどうよ素晴らしい、と機械の美とかスピード感とかメタリックな世界とかを描いた絵画。数年後消滅。
 時代が陰鬱不安方向に向かうと天邪鬼的に逆方向にシフトする集団というのが歴史上必ず観られるけど、彼らもその一派だったんだろうか。今、抽象絵画が熱い(僕の中で)。

 支離滅裂な日記でした。

1月11日(火) 物書きの季節に知を想うということ。


 最近文章を書いてて思うのは、何とまあ僕は知識が無いのかってことです。
 例えば赤と朱と紅はどう違うのか。如何なる建物は建築構造が違法でないのか。中世のヨーロッパ人の服装はどんなものだったか。現代の女性物の服装の名称は何か。
 これ全部とある文章のために必要な知識だったんですが、もう何一つ分からない。
 本来大学生活ってのはこういう雑多な教養を身に付ける場でもあって、その面を僕は怠ったんだなあと今更ながらに反省。
 ということで今年の読書はそうした知識の習得にやや力を入れたいと思ってます。勿論上澄みの知識で分かった気分になるのは大間違いなのですが、取っ掛かりの知識が無いと文章すら書けないのでは……。
 現在の予定では、小説2冊→教養1冊→小説2冊 くらいのペースを考えてます。早く次のミステリが読みたいのを推進力に。しかし社会人になったらどれだけ本が読めるのか……。


1月10日(月) レッツラ卒論。


 最近の僕は早寝早起きです。
 もしHPを毎日チェックしてくださるという奇特な方がいらっしゃるのでしたら、分かると思うのですが、最近の僕の日記はいったい何時に更新しているんだという疑問が湧く様な時間に更新されています。正確には日が昇るちょっと前くらいに更新されているのですが、それは僕がその時間に起床するからです。
 ここ5日間くらい(土曜日は会議室に篭っていたとはいえ)ずーっとそんな生活をしてました。つまり夜の9時には眠っているのです。小学生みたいです。だから夜は更新出来ないのです。
 で、そんな早寝早起きを生かして、これまたずーっと卒論をやってました。本当は年内に終わらせる予定(笑)だったのですが、年末年始ずーっと違うことやってまして、今に至り。
 ところで、卒論て何字くらい書けばいいんでしょうか。僕は数式だらけで、数式は文字数にカウントされないから字数は人より大分少なくなるのですが、才○○総さんは2万字で「少ねえまだ1節しか終わってない」とのたまってますし、○んさんは2万字のゼミ生を見て「駄目だ駄目だ」と憤慨してますし、そういえば友人は64000字書いていたし。
 そして試しに闇雲に文字数を増やしてみたら実に中身のない文章になってしまったし。
 まああれです、文字数なんて
市販ケーキの周囲にくっついてるプラスティックの紙切れみたいに意味のない指標ですよね! え、あれは意味がありますか。手が汚れませんかそうですか。じゃあ文庫本に挟むと、はみ出てしまって邪魔で仕方ない某書店の栞なんてどうでしょうか。え、今度は分からない? そうですか、じゃあCD一枚借りただけなのに大は小を兼ねるからと笑顔で渡されるTSUTAYAの青いフクロのぶかぶかさ加減なんて……え、しつこいですかそうですか。逃避なんかしてないで今日も一日卒論をすることにします。


1月9日(日) 貴方の作家さんに対する評価を教えてください。各5人まで。というのをやってみた。


 
1.好き好き大好き超愛してる。(舞城王太郎) この作家さんならついていく。
   綾辻行人、西澤保彦、藤沢周平、麻耶雄嵩。
 
2.あいにくの雨で。(麻耶雄嵩) 暇だったら読んでみてもいいかな。
   池澤夏樹、法月倫太郎、京極夏彦、塩野七生、宮部みゆき。
 
3.新しい人よ眼ざめよ。(大江健三郎) 未読、ないしそれに近いけど興味ある。
   大江健三郎、舞城王太郎、芦原すなお、柳広司、辻村深月。
 
4.蹴りたい背中。(綿矢りさ) もう読まない。
   高里椎奈(僕にこういう趣味はない)、清涼院流水(読むもんか)、小森健太朗(何あれ)


1月8日(土) 賞。


 芥川賞、直木賞の候補作が相次いで発表されました。芥川賞候補は一人も知らなかった(今日初めて一人を知った)ので、直木賞候補だけ掲載しますと、
■伊坂幸太郎 『グラスホッパー』 (角川書店)
■岩井三四二 『十楽の夢』 (文藝春秋)
■角田光代 『対岸の彼女』 (文藝春秋)
■古処誠二 『七月七日』 (集英社)
■福井晴敏 『6ステイン』 (講談社)
■本多孝好 『真夜中の五分前』side―A、side―B (新潮社)
■山本兼一 『火天の城』 (文藝春秋)

 ところでこの直木賞って文藝春秋の賞なんですよね。これで文藝春秋作品が2作とかとったら面白いな(何が)。個人予想では、本命は福井晴敏じゃないかな。終戦のローレライとか、最近売れに売れてるし。逆に一番取りそうにないのは本多孝好かな。これがとったら面白いな。多分なさそうだけど。伊坂幸太郎も時流に乗ってとりそうです。


1月7日(金) 傷つけあうためじゃなく 僕らは出会ったって行けるかな
今分かる答えは一つ ただ一つ 「I love you」



 という歌詞のミスチルの新曲が出ました。タイトルその他は未定だとか。カップヌードルのCMで流れてます。
 一ついえるのは、間違いなく「奇想天外」とか「DJ」とかいうタイトルじゃなさそう。

 たまには音楽の話でも。
 バンプの「FLAME VEIN+1」を借りた。バンプはこれでコンプリート(?)だけど、なぜこれを今まで聞かなかったのかっていうくらい出来が良い。僕は直近に聞いた曲が一番良いと感じる癖があるんだけど、今のバンプの順位は
「FLAME VEIN+1」>「ユグドラシル」=「jupiter」>「THE LIVING DEAD」となりました。それにしても歌詞カードは読みにく過ぎる(笑)
 アジカンの「ソルファ」は僕の好みにはあまりあわないかも。リライトとかはいいんだけど、それくらいかなあ。東京事変の「群青日和」が結構お気に入りです。その次の「入水願い」も好きなんだけど、なぜかツタヤのCDが壊れてて曲の途中で音が壊れます。。。平原綾香の「JUPITER」はいいけど、なんかこれ一曲で消えそう(笑)
 やっぱりミスチルですよね。
やっぱミスチルですよね。


1月6日(木) で、1限行ったら休校だったというオチはどうなんだろう。


 図書館で勉強していたけど寒すぎて2時間でダウン。
 生協でウロウロしていたら、
白水社の文庫クセジュというのを発見。この年まで知りませんでした。面白そうな本がたくさん並んでいる。とりあえず参考文献として『キリスト教図像学』というのを購入。こんな本を卒論の参考文献にする経済学部生は他にいまい。なんせ僕の参考文献には『旧約聖書』とか入ってます(笑)

 ところでモーセの十戒について今勉強している(なぜ)のだけど、あのモーセの奇跡という奴には一応の科学的根拠が付されているようです。モーセが祈ったら海の水が真っ二つに分かれて間に道が出来る、というドラえもんのような話なんだけど、どうも舞台になっているあの辺には、いくつも湖があって、しかもある季節強力な横風が吹くらしい。なので、真ん中が割れるわけではなく、湖の片面が風で押されて水がもう片方に寄る、という現象が起きるらしい。つまり、湖岸が干上がるわけです。面白いですね。


1月5日(水) 京極夏彦 『どすこい。』 (集英社文庫)読了。評価:4。
わははは、お腹の皮がよじれて痛い。「土俵(リング)・でぶせん」最高。しかし京極さん何を考えてんだ(笑)


 我が家の近くの歴史建築物が全焼しました。放火犯は捕まったみたいだけど、ちょっとショック。

 さて、明日から学校が始まります。更新している時間を考えればあと1時間後には家を出るわけですが。1限はきついよね。しかも2限は休校らしいのね。そして3限は無いことになっているしね。
 というわけでサボりたい気満々ですが、年初めなのでちゃんと登校することにします。
 で、最近生活リズムの関係で起床がめちゃめちゃ早いんですが、どれくらい早いかというとお前それ夜更かしと同じレベルだよっていうくらい早いんですが、そんな時間にテレビを付けていると面白いことに気付きました。僕は基本的に作業中はテレビを無音で付けるので、何しゃべっているかは分からないんですが、日テレって同じニュースをテロップ一文字も変えずに延々と繰り返しているんですね。今僕は4回目の清原の盗塁宣言を見ました。


1月4日(火) 米沢穂信 『春季限定いちごタルト事件』 (創元推理文庫)読了。評価:2。
読んでるときはそれなりに楽しんでたけど、しばらくすると記憶から消えていきそうな本。


 先日のボーリングは横浜のラウンドワンというところでやったんですが、そこで正月特典かなにかでDVDを無料で貰いました。「スプラッシュvol.1」。ボーリングを扱った青春物(?)みたいないかにもな展開の作品で、しかも中に「vol.2」の引換券が入っていて、次にボーリングに行くと頂ける仕組み。うわーまんまな展開だーと思いましたが、話の中でボーリングに関する上達法みたいなのが結構出てきて、それだけはためになった、かも、しれ、ません。。。

 そして右手が筋肉痛になっている僕。嗚呼、腕がなまっている。


1月3日(月) 飲み会。


 仙台に住んでいる友人が帰浜(帰省@横浜)したので、彼を囲って飲み会。
 その後ボーリングでアベレージ170の彼の腕前を見、カラオケ、ファミレスでトークを経て、結果的に翌4日の朝6時に帰宅。そのまま更新しています。
 それにしても夕方の横浜の人の多さにびっくり。そして翌朝の横浜の人の少なさにまたびっくり。そういえば4日がまだ休み感覚なのは学生の特権なんだなあ。来年の正月はこれまでほどのんびりはしていないのでしょう。
 あ、卒業できれば(笑)
 あ、だから卒論やらなきゃ(笑)
 結局新年に持ち越してしまった。。。

1月2日(日) ヒロシです。


 
賀正・新春・迎春・謹賀……多すぎて区別が付きません。
 軽く調べたところによれば、正月の挨拶の種類は30以上はあるみたいです。上記以外にも、賀春・初春・慶賀新年・恭賀新年・新慶・頌春・福寿・祥雲……。全ての年賀状の挨拶を異にすることも夢じゃありません (してどうする)。
 そもそも、言葉の意味すら良く分からないのもあります。めでたい意味だ、ということくらいは分かりますが。例えば賀正は正月を祝うってことですよね? そう聞いたら、「え、臥薪嘗胆の略じゃないの?」と言われました。君は日本人でしょうか。
 そういえばまだ初詣に行ってないなあ。例年大晦日の夜出かけて正月を迎えると同時に詣でるのを習慣にしていたから、ちょっとリズムが崩れるとこういうことに。
 そういえば内定先から年賀状が来てびっくり。なんかちょっとだけ社会人になる実感が持てた。
 そういえば東京事変のアルバム「教育」を借りた。群青日和お気に入りです。新宿は豪雨。いいなあ。
 そういえばまとまりないですがすいませんm(__)m


1月1日(土) 明けましておめでとうございます。


 本年も本HPを宜しくお願いしますm(__)m
 ところで、正月を自宅で迎えるのは高校3年生以来です。 大学生の僕はとても活動的でした。 でも今年は、ほら雪だったし。ということで、こちらは6年ぶりくらいになる紅白歌合戦を一部観ました。 と云ってもジョン・健・ヌッツォとオレンジレンジと氣志團だけですが。 ジョン・健・ヌッツォ、あれは歌なんでしょうか。 そして氣志團、面白すぎて多分次の紅白にはもう呼ばれないでしょう。サザンと同じ轍を踏みました。
 さて、大学生活も残り3ヶ月、の予定。うち一ヶ月くらいは予定が埋まってます。実質2ヶ月。2ヶ月で、あれあれあれをしなければいけません。中々忙しくて良い年明けになりそうです。
 最後にある方へのメッセージです。 嘘です。 駄文です。



 自分のために四季が巡ると思ってはいけない。桜が新撰組の花足りえないように、ふるさとのはなしをしようともカラスの女房はカラスの女房であってあなたに懐くことはない。しかし続けることは大切だ。そうすれば、いつかはココロオドルなにか良い感じになるだろう。
 その思いを抱いてあなたは一夜限りの祭を脱し、わが道を行く。
 そして神戸。
 正月、1月1日。黄昏どきをロマンスが覆い、白い吐息が舞う町で、あなたは言うだろう。「最初から今まで、君に逢いたくて」。ミモザのように頭を下げるあなたの向こう、大阪湾には下北漁歌が流れ、陸ではマツケンサンバのメロディーが舞台を盛り上げる。あなたの気持ちが栄光の架橋となって、359日後遥かなるクリスマスを迎えるか。それとも「さらば青春の影よ」と峠でうなだれる番場の忠次郎のようになるか。ただ瞳を閉じて、あなたは待つ。雪燃えて白く光る神戸の町に、愛は生まれるか。



 ……さすがに無理があった(汗)
 なにはともあれ、今年もよろしく!



               

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