10月31日(日)![]() |
麻耶雄嵩『痾』読了。評価:3。 猫が。猫が。たいもんが。 関わっている雑誌サークルの編集会議。 ……なんでみんな遅刻するんだ。 集まった原稿の添削、推敲。やけにハイレベルな文章が多い。 同じ書き手として非常に困ります(笑) |
10月30日(土) | えー、私ジャッカルRは不本意ながらここで宣言をしなければいけません。 僕は雨男です。たぶん。 …………すいません、すいません、土曜日雨降らしてすいません。 |
10月29日(金)![]() |
竹本健治『トランプ殺人事件』(創元推理文庫)読了。評価:1。 いや、いくらなんでもブリッジのルールを作中で説明しきるのは無理だと思う。 本というのは、本来2回読む必要があると考えてます。 二度寝、二の足、良い意味で使われることが少ないですが、こと本に関して“二度読み”はとてーも大切です。 なぜなら、本は一度では消化しきれないから。 例えばミステリなら、普通は一回読むと結末が分かってるので、読む気が起きないはず。 しかし、再読すると、これが面白い。 今まで気付いてなかった伏線や美しい表現、お気に入りの台詞などが身体の中にふわーっと溶け込んできて、初めて「ああ、自分はこの本を読んだんだ」という感慨に耽ることができるのです。 最近、再読二度読みをしたいなあ、という本が結構増えています。 来週辺りから、そろそろ本当の楽しみを手に入れなきゃ。 えーと、つまり何が言いたいかと言うとですね、 一日一冊ペースで新刊読書するのはきつい、ってことです。(泣) |
10月28日(木)![]() |
森博嗣『詩的私的ジャック』(講談社文庫)読了。評価:2。 最初のページの、エクスプレッションの歌詞が好き。 ぶらりと立ち寄った本屋で、唐突にサイン会が始まる。 誰だろうと思ったら、村山由佳さんだった。 大変だ、ということで村山ファンの某友人に連絡。(ちなみに恥ずかしながら僕は一冊も読んだことがない) 写真を撮れ、との命令を承る。 そして、撮れたのが、左。 すいません、ピントもろにずれました(汗) (村山由佳さんは本を渡している人の奥) その後ぶらりと立ち寄ったCD屋で、桜井さん(ミスチル)のカバーアルバム、「沿志奏逢」を見付ける。 即購入。 |
10月27日(水) | 森博嗣『スカイ・クロラ』(中公文庫)読了。評価:4。 浮遊感、限りなく透明に近いブルーな世界。ミステリだけど、ミステリじゃない。 青と蒼って、同じ色だけど言葉の響きが違う。 青は向かっていく能動的な響きで、蒼は包み込まれる受動的な感じ。 青は内に秘めるもので、蒼は外に拡がるもの。そして手の届かないもの。 だから僕らは青くて空は蒼いのかしらん。 ……なーんてゼミ中ぼけーっと気障なことを考えていたら、先生に当てられて困った(笑) |
10月26日(火) | 島田荘司『ロシア幽霊軍艦事件』(角川文庫)読了。評価:3。 ネタを知っていたのが悔やまれる。 昨日の日記の苗字は、順に「いとむべ、くつみ、かなどめ」です。 雨。なぜ僕の活動日は雨。 偶々入ったバイトで、臨時収入が入る。 これであの本とこの本と……は、何を血迷ってるんだろう。 思えば僕の出費はほとんど本だなあ。よく無人島に何を持っていくか、という設問があるけれど、たぶん躊躇わずに本でしょう。どの本を持っていくかは分からないけれど。 京極作品なら、量だけならお腹いっぱいになれる(笑) |
10月25日(月) | 石持浅海『アイルランドの薔薇』(光文社文庫)読了。評価:4。 底辺に流れるアイルランド問題、ラストのどんでん返し、静かなだけど心に残るミステリ。 更新4日目。三日坊主は乗り切った(涙) ミステリの登場人物は、得てして奇天烈な苗字を持ってます。 それは多分、これは現実ではないですよー、という意思表示なんでしょう。 被害者が「鈴木さん」で犯人が「田中さん」では、自分の周りの顔ぶれを思い起こしてしまってやだなーと。 しかし。 いくら現実の苗字とバッティングしないためとは言え、あまりに奇妙な名前は困るのです。 先日、とあるミステリを読んでいたら以下の苗字が並んでいました。 従者部さん、沓水さん、京さん。 いや、読めないって。 |
10月24日(日)![]() |
朝暮三文『ダブ(エ)ストン街道』(講談社文庫)読了。評価:3。 ミステリならぬファンタジー。読後感爽快ー。 “壱万円札お札せんべい”、なる煎餅を貰う。 我らが福澤先生の生家、大分土産。たぶん。 A000001と記された通し番号がリアルです。 ……コンビニで使ってみたい。。。 |
10月23日(土) | 小林泰三『密室・殺人』(角川ホラー文庫)読了。評価:1。 ホラーは嫌いです……。じゃあ何故読む自分……。 新潟で地震。大丈夫だろうか。 サークルで、OBを交えた飲み会。皆、お疲れ様です。 ひさしぶりにOBの方と会えて楽しかった♪ 帰りはなぜか品川で30分待って横須賀線で帰ったりしたけど、気にしない。 帰ったらお風呂が壊れてたけど気にしない。 |
10月22日(金) | 竹本健治『匣の中の失楽』(双葉社文庫)読了。評価:5。 これは、これは良いよ。 トップページにも書きましたが、HPを作っちゃいました! 無理そうだったら閉じます(おい) とりあえずこのDIARYと、紹介になっていない本紹介BOOKと、種々の駄文の寄せ集めのESSAYの3つをコンテンツで行きたいと思います。まだBOOKとESSAY全然無いですが……いずれ。 もし見てくれている方がいらっしゃるならば、宜しくお願いしますです! |